ブルガリアと言えばヨーグルトですが、ヨーグルトの次にブルガリアを象徴するものはバラかもしれません。首都ソフィアから約150キロ東に進むとカザンラックと言う町があります。ブルガリアのほぼ中央部に位置するカザンラック近辺が有名な「ばらの谷」と呼ばれる地域です。
ここで栽培されているバラは芳香で知られるダマスクローズ(ロサダマスケナ)で、多くの有名ブランドの香水にこのバラから抽出されたローズオイルが使われています。
ワイナリーを歩いていてもよくバラを見かけます。バラは葡萄と同じく病害に罹りやすく、しかも葡萄よりもっと繊細で早く病気になるため病害の早期発見のため植えてあるのです。そんなバラの国でこの季節、多くの人達に飲まれているのがロゼ。夜遅くまで明るい屋外のテーブルにワインクーラーを置き、家族や友人たちとよく冷えたロゼを前菜からメインまで通して楽しみます。
実際ロゼは様々な料理に合わせやすいワインです。カタルジーナも「ロゼとペアリング!」キャンペーンを展開して様々な料理を紹介しています。
キャンペーンでは果物、前菜、メイン、デザートまですべてのプレートとロゼとのマリアージュをお薦めしています。
メロンやイチゴ、ブルーベリー、さらにはザクロなどのジューシーなフルーツとロゼは清涼感いっぱいの組み合わせ。マイルドなロゼにはプロシュットやエビをのせたグリーンサラダ。それにひよこ豆、ハルーミチーズ、フェタチーズ、アボガド、ウズラの卵、キヌアなどもトッピングしてヘルシーに。
チーズはデリケートな味わいのブリーやチェダーもお勧めです。フォカッチャと各種パスタも用意しボリューム満点に。
デリケートなロゼの香りはチョリソーやサラミ、プロシュートのようなスパイシーな肉料理によってさらに引き立ちます。
貝やロブスター、サーモン、鱒、マグロ、グリルした魚にもよく合います。
デザートもチョコレートのような味の強いものでなければ、クリーム系、フルーツタルト、チーズケーキまで幅広く対応します。
ロゼと各種料理のペアリングで蒸し暑い日でも食欲は増進し夏バテ知らずに。
エレガントな辛口のカタルジーナ・ロゼをきりりと冷やしてお好みの料理とのマリアージュをお試しください。